被写界深度
▽第二話▽ピントの合わない想い
あらすじとして、早川の夢のシーンからスタート。
何回見ても、画がきれいだな。
屋上に行くの、ルーティン化してるんですね。
紺ちゃんはバイトに行くと入れ違いに。
バイトしてんだ、紺ちゃん。
寂しそうな早川、わざとやってるのかっていうくらいかわいい。
そりゃ、紺ちゃんも子犬みたいに早川の頭撫でちゃいますよね。
これはきっと人間の本能。
早川の頭だいぶエアリーになっててふわっふわ。
紺ちゃんのバイト先でも進路の話。
写真スタジオで働いているんだね。本当にカメラ漬けだ。
写真学科がある大学に行く。
ブレないなぁっと言われ普通ですよと答える紺ちゃん。
「世の中、そういうやつらばっかじゃねぇぞ」
と言ってくれていますね。
なんだか大事そうなカットに見えました。
ボイスレコーダー投げようとして投げられない早川。
音楽への思いを断ち切れない。なんでそうなったのかまだ出てきていませんが、苦しいよね…
いちごミルク好きなの早川なんだね。
紺ちゃんがやってきて現像した写真を持ってきました。
ちょっとみしてって怪しいくらいに写真をぶん取る早川、不審過ぎる(笑)
「別にいいけど」って特に気にしない紺ちゃん好きすぎる(笑)
こないだ自分が撮った写真を探しているんですね笑
どんどん距離を開けていく早川に流石に不審がる紺ちゃん。
さすがの不審ぶりに、ちゃんと気づく笑
無事、写真を奪取することに成功。やったね!
現像された写真綺麗だな。早川才能あるよ。
紺ちゃんは風景を撮るのが好きなんですね。
カメラは親のお下がりらしい。
紺ちゃんのカメラで早川も撮ってみることに。
「今日めっちゃボケてる」
「今日?」
墓穴を掘る早川。
紺ちゃんの写真講座の始まり。
距離が近い。
そして接触。
ゼロ距離と言うか、これはもう抱擁
音楽を昔からやっていたことを見破られる早川。
この言葉をきっかけに記憶がフラッシュバックします。
小学生時代のトラウマでしょうか。
大人からみるとゴキゲンな小学生かわいいですけどね…。
子供は残酷です。
授業中も歌ってしまうのか…
天才って大変だなぁ。
凡人の理解を超えてしまう。
あのボイスレコーダーは、お母さんがくれたものだったんですね。
早川の才能を見抜いていたのか、受け入れてくれるお母さん素敵です。
味方が一人でもいる環境ってすごく大切だと思います。
小学生のこのタイミングからピアノ、音楽を始めていたんですねぇ。
山下くん、小学生らしからぬ大人な発言。
おませさんめ。
ピアノの上達エグすぎる。
あっという間に上達しコンクールで優勝。
天才ってすげぇな。
控室で親に詰められる山下くん…。
才能を、親の贔屓と捉える親たち…。
子供がいる前で、そんなひがみ言ってはいけませんよ!!
自分への心無い言葉を聞いてしまった早川少年は、暗い顔で控室を後にします。
「早川!」と山下くん、早川少年が持っているトロフィーを見て一瞬黙りますが
「早川の演奏すげぇよかった!」
一生、曲がらないでほしい、山下くん。なんていい子なんだ。
「やまちゃんのおかげ!」早川少年も笑顔を取り戻します。
結果を出せなかったやまちゃんは、ピアノ教室をやめてしまいます。
まぁ、ピアノ含め教室はお金かかりますもんね。。。
「やまちゃんはピアノ、ぼくはギター」一緒にバンドをしようと提案
早川少年は、やまちゃんが純粋にピアノを好きこと、わかっていたんですね。
練習していたシーンから急に
1話冒頭のギター粉砕シーン。
ここで回想が終わる。
「よくわからないけど、それは話したら楽になるやつか?」
優しいねと茶化す早川に、話を逸らすなとまっすぐに向き合ってくれます。
お前、どんだけ良いやつなんだよ!!
「今日、家行っていい?」
「おう、来たけりゃ来いよ」
「間違えた」
「今の、女の子にいうやつ…」
ノリで言ってしまったのか気まずそうな早川に
「で、来んの、来ないの」まっすぐ過ぎる男。紺野遼平。好き過ぎる笑
僕も、物事をはっきりさせたい所があるので紺ちゃんの気持ち、ちょっとわかります。
「紺ちゃんといると、楽しいはずなのに、なんでイライラするんだろ」
またイライラしちゃうよな。
教室で紺ちゃんが友達と談笑しているところにやってきます。
いち早く気づく紺ちゃん。できる男や。
「3組のニコニコ王子じゃん!」ニコニコ王子だった早川。
そりゃ友達いるか…
誰とでも変わらず居る紺ちゃんに嫉妬心のようなものを抱く早川。
自分を周りに偽っている早川、ありのままの自分で居られる紺野。
イライラの原因は、そこだね。
中学の後輩から声を掛けられる早川。
「先輩は、いまも音楽をやってないんですか?」
「やってないよ」笑顔だが、やや強い口調で返す早川。
中学まではけいおん!をやっていたんですね。
何か気がついたような、そんな表情をする紺野。
特に声をかけることもなく家に到着。
家きたんだ、早川。
カメラや写真だらけの部屋。
オープンキャンパスのチラシ。
「お前、いつにも増して変だな」
「すごいね、もう、進路決めてんだ。」
「お前、嘘ばっかだな。」険しい顔をしながら、しんどいならやめろという紺野
「わかんないよ、あんたみたいに好きなことやってれば周りが受け入れてくれるわけじゃないんだよ!!」
「それでお前は今受け入れられてんの? これから先、ずっと笑ってごまかしてんの?」
言い合いになり感情が爆発する早川。
「うるせぇよ。そういう正しい所がイライラするんだよ。」
早川にずっとあったイライラの原因は、ここでしたね。
僕が考えていたのと違いました笑
「殴ったら気済むの?俺はただ早川のことがしn…」
Kiss…
なぜここで、キス。
流石に動揺する紺ちゃん。
目が泳ぎまくりです。
「フッ、動揺した。」
「ねぇ、紺ちゃん。セックスしようか」
「は?」
「セックス」
立ち尽くす2人の場面で、エンディング。
どうなるん、え、するんか。
え、マジ記憶ない。無理。
ずっと心に秘めていた、早川のコンプレックスのようなもの。
それが露出したような回でした。
自分の一番弱い部分を人に晒すってすごい怖いし、簡単には出来ない。
誰かに打ち明けられたら、楽になることも頭では理解していても、心が追いつかないというか。
まっすぐに正しく生きている紺ちゃんの優しさは、嬉しくもあり、余計に苦しさを増してしまうのかもしれません。
心に秘めた時間が長ければ長いほど、自分一人では収拾がつかなくなってしまいますから。
キスやセックスへの誘いも、本当の意味でしたいわけではなく、正しくいようとする紺野を壊したかったのかも、しれないなと、思いました。
僕自身。皆さんの中にも、いるかと思いますが
常に正しく生きてこられなかった側の人間なので、早川の紺ちゃんへの気持ちに少し共感してしまうところがあります。
誰とでもそういった関係を持ってしまっていたり、自分を大切に出来ないところ。
見ていて少し胸がギュッとなりました。
正しさは人を守る盾にもなるけど、使いようによって、時には矛にもなってしまう。
早川と紺野。
それぞれ、親がきっかけで、音楽とカメラを始めた共通点がありながらも、続けられなかった早川と、今も続けている紺野との対比が大きく開いたような回でした。
次回予告では、早川の過去のようなシーンがあったので、塞ぎ込んでしまうきっかけが描かれるのでしょうか。
お察しの通り、僕は一度見て、感動してもすぐに大部分を忘れてしまうので、3周目くらいまでは新鮮な気持ちで見ることができます笑
6話中の3話。
話が大きく動きそうです。(予感)
ここまでお読みいただきありがとうございました!!
それでは、また!



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